コミックの間からプリクラが見つかった。
大学時代の彼女と自分の。

探すつもりも全くなかったし
存在もきっと忘れていた。

コミックを読み進めていた時に、
そんなものが急に目の前に落ちてきた。


だいぶ落ち着いた、と思っていたはずなんだけど、
胸に心にチクリときた。

痛いとかじゃ無くて、
「刺さる」だ。


まだ自分は何かのきっかけでこうも動揺するのか。


大学時代の彼女よ、お幸せに。
きっと君なら幸せになれるよ。